お伊勢参りに向かう旅人は必ず道中の安全祈願に立ち寄ったといわれ、倭姫命（やまとひめのみこと）も伊勢に向かう途中に立ち寄った、ゆかりの神社でもあります。境内の井戸は御井（みい）と呼ばれ、倭姫命が伊勢に向かう旅の途中、この井戸で手を洗い、口をすすいだと伝承されています。
本殿は神明造四間社で、大日霊貴尊（おおひるめむちのみこと）・伊邪那美命（いざなみのみこと）・譽田別尊（ほんたわけのみこと）・天津児屋根命（あまつこやねのみこと）が祀られています。
伊勢本街道沿いの田園風景を見渡せる境内では、毎年１０月第４日曜日に秋まつりが開催され、地元保存会による獅子舞の演舞が奉納されます。